息子達がヨーロッパ向けの茶の発送準備にかかったので、急遽私が春の園揃えの助っ人になってしまった。
場所は霧島製茶でいうところの「東在来」「長園」の二箇所、両方共に今では貴重品種?となってしまった在来種。
野菜においても在来種はほとんど無くなってしまっているようで、農業関係雑誌等でも特集が組まれているほどだ。
昔の野菜は今の甘い食べやすい物に比べ、香りがきつくて子供は嫌いな子が多かった。
お茶も雑種である在来種は経済性が低い、芽伸びが不揃い製造が難しいと、次第に品種物に淘汰され、結果、希少になってしまった。
日本では素朴な味わいを懐かしむ人々が在来種を求めてくださるのだが、ここにきてヨーロッパからもオーダーが入っているのだ。
敬遠されてきた在来がヨーロッパの人々に飲まれるのは面白いこと。
久しぶりに摘採機に乗っての仕事、少し疲れたが、気分的には清々しい一日となった。
帰りには防霜ファンの電源、サーモををセットして帰った。
by-四代目
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